「運がいい」
あなたは「運」がいい?それとも悪いと思いますか?
先日、ある経営者と話していた時に質問された言葉です。
改めて考えてみると自分自身では運がいいも悪いも、それほど意識していませんでした。
ただひたすらに自分自身に与えられた使命を全うするために責任感を持って走り続けてきた。そう思っていました。
すると彼は「三井さんは私と一緒で運がいい。うん間違いなく!」と言い切るのです。
彼は10年前に飲食チェーンをオープンし、今では約300店舗、そして東証一部に株式上場を実現させた経営者です。
彼の口から「運」が良いとの言葉が出てくるとは思いもよりませんでした。
ではなぜ彼は運がいいと言い切ったのでしょうか?
今の時代ではなく10年前にスタートできたから。良き仲間がいたから。たまたまアイデアが当たったから。
と話す彼は久しぶりに会っても偉ぶらず謙虚さをもって、20年前と変わらず笑顔でニコニコしているのです。
つらい思い出話も笑顔でニコニコと。ふと、その時に別の経営者から教えてもらった事を思い出しました。
その経営者も同じような話をしていて、「運」は誰でも同じように持っている。
でもその「運」を貯めることができる人と、知らず知らずのうちに、使い切ってしまう人がいるのだと。
では「運」を貯めるにはどうしたらよいのでしょうか?
「運」がいいと自分で話す人の特徴は、いつも上機嫌でいる事です。
イライラする事もあれば、嫌なことや失敗をして落ち込むこともあるでしょう。
でもそんな時こそ「運」の貯め時なのかもしれません。
嫌なことがあったとき、つらい気持ちの時、失敗をしてしまった時、これも人生の試されごとであると解釈を変えてみませんか?
上機嫌で笑顔でいる事、そうすればきっとあなたの周りにも素敵な笑顔が集まるでしょう。
そして成功し、幸福を手に入れている人たちのもう一つの共通点は、
何事においても自らの行動を他責にせず、すべては自分の責任であると能動的に人生を歩んでいるのです。
さあ、どんなことがあっても上機嫌、そして笑顔でいる事。
このコラムを読んでくださったあなたにもたくさんの笑顔が集まりますように!